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私のかたちを書き留める

32 自分が知りたいことは、他の誰かも知りたいこと

なぜ300日以上ブログを放置していたかといえば、妊娠してつわりがひどく、家事育児で精一杯になってしまったからでした。

その後次男を出産し、もうすぐ4ヶ月になろうとしています。

 

300日間完全放置だったこのブログですが、意外や意外、ぽつぽつとアクセスがあったようです。

昨年ブログを毎日更新してたときは、読んでくれるのはツイッターやフェイスブック等で通知した友人ばかりだと思っていたので、更新をとめたら、誰も見ることがないだろうと思っていたのですが…。

検索でこのブログにたどりつく人もいるんですね!

(…今頃何を言ってるんだって感じ?)

 

どんな検索ワードでこのブログにたどり着いたのか…。

検索数1位は、「2歳児 散髪」でした。

ああー、苦労している人多いんだなぁ…。

全体の40%がこのワード。

記事はこちら↓

2歳2ヶ月息子の散髪に成功!

読まれるだけでも嬉しいけど、誰かの役に立っているといいな…。

 

「自分が知りたいことは、他の誰かも知りたいこと」

ブログの話題を考えるときの基本を実感しました。

 

2人目を産んだことだし、育児ネタを増やそうかなぁw

ブログはおろか何も手につかなくなるほど重かったつわりですが、長男のときも次男のときも苦しむばかりだったので、人と分け合えるような知恵がない…。

もったいないなぁ(^^;)

31 Relax~Open~Enjoy

 300日以上ぶりのブログ更新です。

ブログの名前を変えてみました。

 

『Relax~Open~Enjoy』

 

…そう、あの方たちのあの歌が由来です。

検索してみたら、この名前のブログ、結構な数あるのです。

それだけ、あの歌が大好きな人たち、力をもらっている人たちがたくさんいるってことなんだろうなぁ(^^)

同じ題名のブログが多いと埋もれてしまうかな…?と心配にもなりましたが、私の座右の銘みたいなものですし、前の名前はもっとありきたりだったことですし…。

 

肩の力を抜いて

心を開いて

楽しんで

 

そうやって毎日を過ごしていけますように。

 

 

30  伝わるもの

昨夜は、体調不良の私に代わって、夫が夕飯を作ってくれた。

私が冷蔵庫に放置していたカブを、実をお味噌汁、葉を炒め煮にしていた。

カブの葉の炒め煮を一口食べて、ふと感じた。

義母の味に、似ている。

これ、美味しいねと夫に話しかけると、

「ちょっと甘くなったね。なんだかお母さんの味っぽくない?嫌なんだけど」

と、返ってきた。

「そうかな、素敵なことだと思うよ」

私はそう答えた。


夫は、料理上手な義母の味を、しっかり食べて育ってきたんだろう。

自然と似てしまう味は、義母が日々の生活で伝えたものを、息子である夫が受け止めた結果だと思った。


私はレシピを見ながら分量を計って料理を作るのが好きなので、息子に自分の味というのは伝えられないかもしれないけど(笑)、

料理の味以外でも、息子を育てる中で、何か伝わるものがあるといい。

私の中にあるだろうか?

考えながらカブの葉を食べて、優しい気持ちになった。



29 ブログを毎日更新して良かったこと

5/1にブログを毎日更新すると決めてから、19日経った。

ブログを毎日更新して良かったことを書く。


1)アウトプットすることで、頭の中がすっきりする

浮かんだ考えを文章にまとめることで、だらだら考え続けることがなくなった。

ブログに書くことで頭の中を整理し、掃除もしている感じ。


2)時間の使い方が変わる

Twitterやテレビに使っていた時間をブログに回すようになり、だらだら時間が減った。


3)自分でも続けられることがわかった!

私には毎日更新するのは無理!と思い込んでいたのだが、やろうと決めれば出来ることがわかった。

なんでも、やってみなければわからない。


…と、やってみて大変だったことよりも、良かったことの方が多かった。

記事を書くたびに、Facebookで誰かしらからコメントをいただけたことも励みになった。

読んでくださった皆さん、ありがとう。


ずっと続けるつもりだったが、諸事情があり、今日で『ブログ毎日更新』の縛りをやめる。

ブログはやめないので、出来るだけ頻繁に更新したいと思っている。

これからもよろしくお願いします。



28  私の『牛丼』

森絵都さんの短編集「風に舞い上がるブルーシート」から「犬の散歩」を読んだ。


読んだことない人は全くわからないと思うが、ネタバレするとこれから読む人が面白くないので、不親切だが説明しない。


私の『牛丼』って何だろうか?

息子だろうか。

息子の誕生をきっかけに、『牛丼』の存在を真剣に考え始めたのかもしれない。


27  泥んこ姿の息子におもうこと

近所の幼稚園へ、2歳児保育の説明を聞くのため行ってきた。

体を使ってのびのびと遊ばせる方針の園。

子どもたちが園庭を走り回っていた。

息子は園庭に入るなり駆け出して小さな滑り台に登り、我がもの顔で滑り降りた。

それからは、私が止めるのを無視してひたすら遊ぶ。

先生は「どうぞ遊ばせてください。大きな子もいるので、危ない時は止めてくれますよ」と、息子の近くにいた女の子たちに、様子をみてくれるよう言ってくれた。

私が園舎の中で話を聞いている時も、滑り台を滑ったり、砂山をスコップで掘ったり、どこから持ってきたのかフライパンを抱えて砂を運んだり…。

初めて来た場所とは思えない、堂々とした遊びっぷり。

息子はほんの赤ちゃんの頃から、人見知りも場所見知りもほとんどしなかった。

興味があるものがあれば、もくもくと一人で集中して遊ぶ。

私が近くにいると一緒に遊ぼうと誘ってくるが、いないならいないで平気なようだ。

最近は、周りの子どもが気になるようで、今日も近くにきた子に話し掛け、後ろについて走っていた。


昨年まで1年間、息子は保育園に通っていた。

少人数の家庭的な園で、先生達は息子の成長を楽しんでくれ、小さなお兄ちゃんお姉ちゃん達が息子を可愛がってくれた。

同じくらいの月齢の男の子が息子を入れて3人いた。

1歳ごろからお互いを意識し始めて、登園の時はお迎えに来てくれたり、おもちゃの取り合いをしたり、言葉にならないおしゃべりをしたり、ころころと関わりあって毎日過ごしていた。

赤ちゃん同士でも関わり合いってあるんだな、と驚いて、微笑ましくみていた。

お迎えの時間は外で砂遊びをしていることが多くて、その時ももくもくとシャベルで砂をバケツに入れたり、穴を掘ったりして集中して遊んでいた。

帰ろうと誘っても、なかなか帰る気になってくれなかった。


専業主婦になって半年。

息子と一緒に長い時間いられるようになった。

どんどんと言葉が増え、出来ることが増えて行く様子を全部見られることが楽しい。

その反面、時々保育園に通わせていた時の様子を思い出す。

二人でお散歩をして、公園の遊具で遊ぶのも息子は楽しんでいるだろう。

ママといつも一緒にに居られるのも嬉しいだろう。

でも、息子を目一杯遊ばせられてるかという面では、保育園の頃の環境には足りないと思うのだ。

公園遊びでは、子ども同士の関わり合いの間に、どうしても大人が入り込んでしまうこと。

雨の日や寒い日は室内にこもりがちになってしまうこと。

息子が好きな泥んこで遊ばせたいと思っていても、私も一緒に泥んこ遊びをする気持ちになれず、避けてしまうこと。

そういうことを考えると、私の力は保育園での遊びに及ばないものがある。

保育園の良さも専業主婦の良さも知ったから、息子にとって(私にとっても)最善の環境を考えたい。


先生達と話をしていた1時間半、息子は休むことなく園庭で遊び続けた。

先生と一緒に大きな砂山のてっぺんまで水を入れたポリタンクを持って運んだ。

砂と水を混ぜてケースに詰め、ひっくり返してケーキにしようとしたのだけど、なかなか出てこないのでやめた。

ケーキがいつのまにか熱いスープになり、ふぅふぅして飲む真似。

服も手も顔まで泥だらけになった様を見て、うちの息子はこんなに遊べるんだと感動した。


帰り道、すごいね〜、たくさん遊んだね〜と母の感動を話したが、息子は知らん顔。

泥だらけのまま抱っこを求められ、通りがかった公園で更に遊ぼうと求められ、息子の尽きないパワーに母はノックアウトされてしまった。






26   電車の中でおじいちゃんに話しかけられたら

今日は大倉山のWSでした。

朝、寝坊して出発が遅くなった上に、雨降りでバスが遅れて泣きっ面に蜂な状態。

横浜へ向かう電車の中でも、早く着けと(考えても仕方ないんだけど)そわそわしていました。

すると、一つ空けた右隣の席にいたおじいさんが話し掛けて来ました。

息子が大人しく膝に座っていてくれたので、そのままお話を聴かせてもらっていると、そわそわしていた気持ちがだんだん落ち着きました。


相鉄線に乗るのは初めてだということ。

外国に住んでいる知り合いに送るために、お気に入りのお菓子を買いに行くところとのこと。

おじいさんは昭和ヒトケタ生まれ、お年は80を越えたところで、小さなころはたくさん家のお手伝いをしたこと。

15分ほどお話を聴いたところで、電車の乗り換えになりました。
「親孝行の気持ちが薄れてきている!」と訴えていたおじいさん。
別れ際に「ぼく(息子)が大きくなるときには、良い世の中になってるといいな〜」と言っていかれました。

お店がわかるかなと心配されてましたが、無事お買い物は済んだでしょうか…。

公共交通機関の中で話し掛けられることが多い私。
子どもを連れて歩くようになって、その回数がますます増えました。
戸惑って出来るだけ話を短く終わらせようとしていた時期もありましたが、
今は自分が話を聴ける状態なら、出来るだけ話を聴いてみることにしています。
みんな行き先があるので、1時間も聴くようなことはないですし。
酔っ払いもいないですし(しらふで酔っ払いの話を聞くのは苦手です。笑)
私はひたすら聴き役に専念。
ふんふんと聴いて、時々相づちを打つくらい。
興味がある面白い話を聞けたらラッキーくらいに思って(笑)います。

「聴ける状態ならなら聴く」と自分の中で態度を決めておくと、実際に聴けない状態の時、息子がご機嫌斜めとかにはっきり断ることが出来るようになりました。
「今はこういう状況でお話聴けないんです、ごめんなさい」って。

話し掛けられることがラクになりました。
話を聴いた相手も笑顔で別れてくれるので、悪くないです。

今日、受けた親切が二つ。
電車を降りるために息子を抱っこしようとしたら、傘が勢いよく床に落ちてしまいました。
席を二つ空けた向こうにいたおばさまと、なぜかお向かいで居眠りをしていたお兄さんが、飛びついて拾ってくれました。
その後、エスカレーターに乗ってしばらくして、息子が片方の長靴を履いていないことに気がつきました。
慌てて周りを見回すと、後ろのおじさんから「はい」と長靴を渡されました。
足から滑り落ちた時に、受け止めてくれてたようで…。
皆さん、ありがとう。
バス降りた時に「お利口にバス乗ってたね」って褒めてくれた女の人もいたっけ…。
息子は窓から見える車たちに集中してるだけなんですが。
(最近、よく褒められます)

世の中、優しい人が多いなと思います。